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教えること

 

今日は終日博士号の講義でした。

通常は1クラス10人程度のクラスですが今回は博士号の生徒が全員集まって40人弱の大クラスで一番大きい講義室での授業でした。

 

午前中はアスレティックトレーナーとしてスポーツ医学、特にアスリートリハビリテーションを指導。前回と違って大人数なのでテーピングはやらずに鍼灸師が使える運動療法をメインに指導しました。毎年恒例の履正社医療スポーツ専門学校米国研修で解剖実習の際にジム先生と一緒に教えているACLと同じ働きをする筋肉、またACL断裂後に鍛えたい筋肉として下肢から2つ答える問題を出しましたがみんなわからなかったようでした。(上の写真)色んな意見が出ましたがまたいつものハムストリングと大腿四頭筋、腓腹筋とヒラメ筋の図を描いて説明しました。流石に博士号、説明後の理解は早かった。

 

 

午後は鍼灸学に特化してAcu-Zone治療の講義とデモンストレーション。

生徒の中にはNYやテキサス、他州から来ている生徒も多く、食い入るように見てました。特に米国は95%以上が中医学なので日本古典や他のやり方に興味があるみたい 。今日のモデルさんは坐骨神経痛、上肢のしびれ、頸の張りと痛み、最後に腰痛患者さんでした。ほぼ全員二本から三本で治療して最後は大きな拍手を頂き、無事終了。博士号は鋭い質問が来るので教える方もスリルいっぱい。

 

最後に生徒の一人から治療と教えるのどっちが楽しいですか?という質問をもらって笑顔で両方!と答えました。1人の患者さんと対峙して笑顔が見れるのも最高です。でも多くの博士号の生徒さん、また日本でもセミナーで皆さんを指導して、彼らが臨床で結果を出してくれるのもまた指導者冥利につきます。どっちにしろ患者さんの笑顔に通じるんだったら嬉しいなぁ。

 

 

実は昨日は夜二時過ぎまで講義の資料作成に手間取り(作ったパワーポイントが誤作動で消えてしまって 号泣)、晩飯も食べるの忘れて、珍しく緊張と興奮で殆ど眠れなかった。朝も五時台に起きてまた講義の準備。本当は大変な仕事。患者さんの治療の方が気持ち的にも全然楽だけど、セミナーや講義が終わった後のこの充実感が病みつきになってるみたい。大変であれば大変であるだけやりきった感がたまらん。

 

さぁ、来週は母校の後藤学園の生徒さんが米国研修に来ます。色々教えたいことがいっぱいあってこれまたワクワクしてます。研修が終わったら直ぐに来日講演&セミナーです。今回は九州も北海道も行くのでめっちゃ楽しみ〜。

緊張と興奮と充実感。教えることやっぱ好きだなぁ。

体調万全。気力十分。

来月のセミナーもこれまたパワフルやで〜、乞うご期待!

 

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「教えること」への2件のフィードバック

  1. KAORU

    相変わらずパワフルですね〜
    こっちも気遅れしないように来月、全力で臨みます‼️

    1. セミナーも久しぶりなのでまた色々新しいことも教えますね。
      楽しみです!

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