前回、物価や給料の話をしたけど今回はロサンゼルスで家を持つにはというお話し。
不動産仲介会社の最新調査からロサンゼルス市で中間価格の一軒家を購入するには年収22万1千ドル(本日のレート $1=130円で計算すると2873万円)の年収を稼ぐ必要があることが明らかになったそうだ。為替レートも上下している中、だいたい3000万円くらいの年収がなければ無理らしい。昨年(16万ドル)から40%強も急増していてロサンゼルスで家を持つというアメリカンドリームは中流階級の上の層に属していても難しいらしい。周りを見回しても普通の家が億以上の価格で取引されている。ビバリーヒルズなどの高級住宅地に行くと5〜10億とかの家がざらにある。
いつも思うけどどんな人が家を買えるんだろうと思う。親から譲り受けるとか、ITとか株で思いっきり儲けるとか、なんか特別な高収入源がないと家は買えないようだ。ロサンゼルスから北に上がってサンフランシスコの方まで行くと年収40万2千ドル(5300万円)の収入が必要になるらしい。そしてこのくらい稼いでないとローンもおりにくいのだとか、なんかとんでもない世界になってきた。もちろん家もコンドミニアムも億以上するようだけど、誰が買えるねん?
米国国勢調査局の推計によると自宅の所有率はカリフォルニア州民の55%のみで、全米のその他の州と比べても低いらしい。ただ、NYやLAなどの大都市以外は(アメリカの国土は日本の25倍でかなり広いし田舎に行けば)まだ安い。
昔、33年前、俺が留学で渡米した頃は2000万円あれば余裕で家が買えた。ちょっと郊外に行けばこれにプールやジャクジー、広い庭にBBQセット、複数のガレージなどが付いた。もちろん日本より比べ物にならないくらい全然安かった。バブルの頃は東京23区の土地代だけでアメリカ全土が買えたらしい。若い頃の俺の夢の一つにいつかプール付きの家を買うってのがあったけど、数億かかる今じゃ夢のまた夢やな。あの頃に2千万円借金してでも家を買っとけば、、、、、、今10倍にして売っちゃるー。
次のW杯(2026年)、ロサンゼルスオリンピック(2028年)とロサンゼルスはここ数年イベントがいっぱい詰まってる。そして世界に人気一番の理由は夏は涼しい(家で冷房は使わない)、冬は暖かい(暖房はほとんどいらない)、雨が一年で数日しかない(誰も傘持ってないけどサングラスは必須)、ハリウッドやシリコンバレーなどがある世界四大経済都市の一つで、世界でただ一つ全てのプロスポーツチーム(フットボール、バスケット、野球、アイスホッケー、サッカー、、、、)が2つあって、ディズニーやユニバーサルスタジオなどアミューズメントパークなども充実してて、ビーチや国立公園などの自然が多い世界でオンリーワンの都市。
そりゃみんな住みたいわなぁ。
これからの30年後にはどうなってるんだろう?
今のうちに家購入すればもっと価格は上がるのかなぁ?
誰か買いたい人がいれば私がお手伝いしますよ。はぁ〜(ため息)