東京セミナーを終えて コメントする / By japanesehealing / 先週の大阪セミナーに続き、昨日無事東京セミナーを終えました。医師には当初、セミナー活動は困難と言われ、それでも入院中は毎朝本を声を出して読んだりして発音の練習をしていました。“俺の限界を勝手に作るな”と思ってなるべく人と会って話すようにしました。でもいまだに電話での会話は成り立ちません。 あの13時間にも及ぶ大手術から4ヶ月半。水を飲み込めるまで2ヶ月かかりました。とろみ剤を入れないと栄養剤すら飲めない。左足の外側広筋と腹直筋を合わせて左頬を形成し、もちろん俺には顎もなく、歯もなく、舌も半分以上なく、当然この筋肉らには嚥下機能はありません。赤ちゃんですら生まれてすぐに乳を飲めるのに、俺は一から飲み込む事を教えなければ生きていけなかった。とろみ剤を入れても薬を飲む時にむせて、鼻水、涎、涙に塗れて下を向いて苦しんでいた毎日でした。ただただ“出張で治療の家庭教師”をしたい、“セミナーで伝えたいこと”があるという2つの目標だけの為に。 アキュゾーンセラピーは26穴しか使わない治療法。少ない鍼で最大の効果を出すこの治療法は触診で圧痛点を見出すことが一番重要になる。それを数穴で取り切れば症状も軽減されるシンプルな治療法。セミナーは毎回参加するベテラン勢半分、初めての人半分くらいからなり、ベテラン勢はこの触診という壁を乗り越えてきた人達かとも思う。 物事にはコツを掴めば先が見える時もある。飲み込めなかった水もなんとか飲めるようになった。それは一回一回喉をゴクっと鳴らし完全に飲み込むこと(結構面倒臭い 笑)。アキュゾーンは自信が持てた時に初めて先が見えた。今までやっていたことを全部捨てて、アキュゾーン一本にした。治せない患者さんも当初いた。以前やっていたやり方だったら治せると思ったけど、そんなこといつもやっていたら結局最後の詰めで諦めることになるので敢えて絶対に以前の技を使わないという“背水の陣”をひいた。こんな些細のことがのちの自信に繋がっていく。 今回セミナーで、自分で話してて自分で感動したことがあった。今までの色んな想いが蘇ってきた。その時に脳内物質が身体中に巡り、T細胞も1部隊だったのが1個師団くらいに増えて癌と戦ってる感じがした。自分が感動しないと人を感動させられないくらいの幸せホルモンも温泉でいう掛け流し状態になり、今ライフワークの仕事をしていて気力体力免疫力が相当上がっているのを感じた。 闇を抜けて、山を越えた人間から感じる軽くてしなやかな温もりのような気持ちを添えてセミナー最後のスピーチをした。拙い言葉だけどみんな背筋を伸ばし、輝く眼差しで、真剣に聞いてくれた。情熱と勇気と希望の言葉。可愛い教え子たちにいっぱいの愛を込めたスピーチを送った。写真撮影も終わって施錠するので“とっとと帰って下さい”って言ったのに一向にみんな帰らない。 結局列ができて一人一人と握手して写真撮って言葉を交わした。初めてのセミナーだったけどものすごく感動しましたって涙顔で言われた。技術よりも伝えたい心意気が伝わったかな。懇親会では半分以上がセミナー不参加の人だった。俺に会いにだけ来てくれた。40人近い教え子が詰めかけて居酒屋はぐちゃぐちゃだった。写真は半分の人しか入らなかった。みんなに支えられて応援してもらって俺の最高傑作のライフワークが完成した。幸せの感じ方、みんな違うけど、俺は自分を幸せだと思う。今までも、今も最高の人生を歩めていると思う。後悔なんて全くない。俺には1万と25人の教え子がいるけど、みんなありがとう。皆んなのお陰だよ。本当に感謝! 家に帰って家族がささやかな “お疲れ様パーティー” をしてくれた。ちょっと疲労感と爽快な達成感が混じった嬉しい時間だった。