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ヨーロッパで仕事をするということ

 

早朝、NY経由でポルトガルのリスボン到着。

LAからポルトガル、スペイン、そしてニューヨーク2週間のビジネストリップです。でもミーティングのない時は自由なので半分はバケーション。 今回3ヶ月前にディスカウントでゲットしたエアーチケットは普通に購入すれば多分13万〜ぐらいかと思うけど、探しに探して直行便でなくて(片道3回も停まる 泣)、乗り換えも多いけど(待ち時間往復合計30時間程 号泣)、NYでも数日滞在出来てなんと半額しなかった。ただ飛行機遅延の多い欧米の乗り換えも考慮し、次の乗り継ぎまで時間なくて空港内走って移動しないでゆっくり行きたいしね(現にここリスボン空港での税関は出るまで2時間待ちの列だった)。 スーツ着て移動しての仕事ならLA-マドリード直行便買っただろうけど。 普通に贅沢するんじゃつまんないから、こうやってしっかり節約して現地で思いっきりナイスなレストランで美味いシャンパン&ワインと食事を贅沢に堪能したいということで乗り換えや待ち時間も多い分、焦らず気持ちはリラックスでゆっくりモード、今はリスボン空港から電車に乗って観光がてら海の方に行き、一杯飲みながらランチしながらこのブログを書いています。

 

 

今回はスペインをメインにヨーロッパのスポーツビジネスマンとミーティングを持ち、鍼のデモンストレーションやスポーツ障害治療など、特にサッカー選手をメインにアスリート鍼灸を披露します。鍼も百聞は一見に如かず、ATCの数々のテーピング術も選手にも体験してもらいたい。マドリードでは日本人初のスポーツビジネスマンとして活動している後輩の協力もあり、明日はスペインに移り、マドリードでパワーランチミーティング。

 

 

自分の腕がどんなものなのか、アスリートのスポーツ障害に対して、そしてかれらのパーフォーマンス向上の為に何が出来るか、ヨーロッパのクラブチームでは見ない鍼灸師、アメリカのアスレティックトレーナーとしてチームにどのように貢献できるか、一番興味深いのは自分が世界でどれだけ通用するのかということ。今後の後進の為にも今、自分の持ちうる全ての技術、鍼灸からテーピング、応急処置、アスレティックトレーナーとして現場での働きから運動療法やアスリハも含めスポーツ医学全般のスペシャリストとしての己の力を世界に問いてみたい。せっかく生まれてきたんだからさぁ、井の中の蛙でないことを証明したいじゃん。そしてこの頃、タケ先生ちょっと調子こいてるからこっちでおもいっきし鼻叩き折られるのもこれまた一興。

 

 

バレー、陸上、フットボール、野球、ダンス、テニス、バスケット、水球、モータースポーツ、格闘技、その他ほぼ全般色んなスポーツを担当してきたが今回メインに考えているスポーツはサッカー。世界最大のスポーツファンを持つ、誰もが知っているスポーツであり、単純であるだけに奥が深いサッカー。動いている資金力もこれ最大。オリンピックよりサッカーのワールドカップ人気の方が高いと言われるここヨーロッパではそのサッカーの為だけに生きているという人も少なくない。そしてスペイン、ポルトガル、イギリス、オランダなど優秀なクラブチームを有するこれらの国々は日本の鍼灸免許で勝負が出来る。もちろんビザなどリーガル的なことはご自分で調べて欲しいが。そしていずれ近い将来、他の国々と同じようにこれらの国でも鍼灸免許が必要となってくるだろう。そうなってからでは学校入学規定に語学力ももちろん入るので免許取得までに今より余分に4〜7年がかかることは間違い無い。

http://komatsutakeshi.at.webry.info/201510/article_2.html http://komatsutakeshi.at.webry.info/201510/article_3.html

* 過去のブログでの世界の鍼灸事情参考

 

 

 

免許は持ってないと何も始まらないのでここでは論じない。大切なのは自分が得意とする技術がその世界で十分通用するかどうかとそして語学。留学に必要なものは経済力と語学力というが、実際の仕事で大事なものは免許と技術、そして語学である。この3つがうまく噛み合わないとチームに必要とされない。一つでも欠けると成功はおぼつかない。ボディーランゲージや図を使ってある程度は臨床語学をカバーできると考えるとやはり一番必要な能力は技術となる。凄く話せるけど技術ない人と、全く話せないけど凄い技術持ってる人、どっち欲しい? コミュニケーションやマーケティングを得意としている鍼灸師の方は来る前に語学を完璧にしなきゃですね。

 

先程空港の案内係の女性に海辺で新鮮な魚介類(牡蠣やロブスター等)が楽しめるレストランを英語で聞いたところ笑顔で答えてくれた。教えてもらった通りに電車で行くと海の近くの中華料理屋だった。魚介類って焼きそばに入ってる海老さんとイカ君のみぃ〜 笑。しゃーないなぁ、多分彼女は俺がアジア人なのでそう思ったのかなぁ。ポルトガルまで来て中華食う気にもなれんので近くのイタリアンに入ったけど。世界共通語の英語ですらヨーロッパでの民間レベルではこの程度の理解力。英語が分かる人も日本に比べてこっちは圧倒的に多いけど語学での誤解もまた多い。

レアルやバルセロナで働くんやったらやっぱスペイン語しっかり学ばなきゃだね〜。

 

明日のスペインでのミーティング、めっちゃ楽しみ〜。

大和男子(やまとおのこ)の心意気と技、しかと見せちゃるぅ〜。

 

      

「ヨーロッパで仕事をするということ」への10件のフィードバック

  1. Taku

    ヨーロッパお疲れ様です。
    海鮮は北海道と比べてどうですか?
    道中お気をつけて。
    また、Blogの更新楽しみにしてます(*^^*)

    1. こっちの海鮮は北海道のそれと違って美味いよ。
      北海道は生や刺し身も美味いけど、こっちはパエリアや調理したのもいい。
      気候や観光って言う気分的なものもあるね。
      鍼灸の腕、早く上手くなって下さい。
      いつか飛ばすぞ〜

  2. なる

    いよいよですね!
    国試の合間に、スペイン語は最低限度話せるくらいには勉強中です。
    たけ先生のマドリード土産話しを楽しみにしています!
    美味しいワインとスペイン料理を堪能してきてください。

    1. そうだよ。今のうちから語学少しづつやっていって、セミナー等で腕上げていずれヨーロッパで活躍して下さい。
      それまでに俺は確固たる人脈を形成しておきます。後はなるの技術次第!

  3. Koki

    タケ先生、お久しぶりです!
    今度の挑戦の地はヨーロッパですか。英語も英語圏ほど通用しない地ではまた新たな挑戦になりますね。
    僕もNZに移って既に一年経ちましたが、言語の重要さを日々実感しながら治療しています。
    先生の新たな挑戦、応援しています! ヨーロッパ観光も楽しんで下さい笑

    1. Koki、久しぶり!
      いつも気にしてるよ。ところ変わればでこっちはこっちのスタイルがありそうでそれも勉強です。
      しっかり働いて、しっかり遊んできます。
      また近い内に会いたいね。留学、頑張ってくださいね!

  4. 北海道ケンサク

    タケ先生長旅お疲れ様です。綺麗な風景ですね。やはりヨーロッパって感じです。

    文章から自信が伝わってきてわくわくされているんじゃないかって思います。

    「一番興味深いのは自分が世界でどれだけ通用するのか」ということの言葉胸に響きました。

    自分も後をついていけるように日々を大切に勉強していきます!

    ブログの更新楽しみにしています(*^-^*)体調には気をつけてくださいね!!

    1. ケンサク、昨日はかなりの長旅だったけど夜、ホテルにチェックインして零時ぐらいから飲みに行った。
      町は夜遅くまで盛り上がってて楽しそう。
      今日はミーティングと美術館巡りかな。
      ワクワクしてますよ〜。体調はすこぶる良いです。ありがとう!

  5. Jun

    新しいチャレンジですね。その若さが羨ましいですが、生涯現役ではまだまだ負けないですよ❗タケのチャレンジが僕の心にも火をつけてくれます❗

    1. 最後に残ったヨーロッパスポーツ界に日本の鍼灸学を普及したいです。
      世界の97%は中医学なので、俺達の素晴らしい技術でスポーツ界に切り込んでいきます。
      新たに会社も設立したのでこれからもグローバルにガンガン攻めていきたいです。
      後はしっかり自分ももっともっと技術あげて、次世代教育して、、、やることいっぱいです。

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